小田原賞作曲コンクール

 
 

第2回コンクール募集要綱


.子どものための弦楽器の独奏曲(無伴奏またはピアノ伴奏付き)とする。(弦楽器はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロおよびコントラバスに限る。)応募は一人1回1作品とし、未発表作品に限ります。

.楽曲は演奏時間5~7分(四捨五入して)を目安とします。5分以内の曲を審査の対象  

 として排除しませんが、7分30秒を超過する曲は審査の対象としません。

.楽曲の形式は問いません。

.楽曲の演奏形態は弦楽器の独奏とします。ピアノ伴奏はひとりの奏者による1台のピア 

 ノで演奏可能な作品のみとします。

.応募方法および応募費用納入方法は応募方法を参照してください。

.楽曲の音楽的、技術的水準については特に規定しませんが、ヴァイオリン曲で云うならば

 ヘンデルのソナタ、ヴィヴァルディのイ短調コンツェルトなど、チェロならばバッハの無伴

  奏チェロソナタの中のガボット、カザルスの鳥の歌など、ゴセックの「ガボット」、ベー

トーヴェンの「メヌエット」、ドボルザークの「ユモレスク」など子どもにも大人にも愛奏

されている曲や、サン・サーンスの「白鳥」、フォーレの「夢のあとに」などの名曲のアレ

ンジなどを参照してください。

.ピアノ人口に比して弦楽器人口はやや少ないであろうことを考慮して、第一回の「子ども

のためのピアノ曲」募集という範囲をやや広げ、「中学卒業程度」までの年齢的および技術

的水準へとより広い範囲に設定しました。 世界的レヴェルのコンクールに挑戦する技術を

持つ中学生も少なくありませんが、わが国の公立中高校の合奏部の技術水準などを想定しな

がら現実に弦楽器の練習に励んでいる小中高生たちに弦楽器独奏の喜びを倍加させる新作品

の応募を期待します。

.作品提出の期日を2012年4月20日とします。

.応募費用は5,000円とし通信連絡その他の実費にあてます。余剰金がある場合はコ

ンクール資金に組み込まれます。納入された費用はいかなる理由によっても返還しませ

ん。応募費用の送付は2012年4月27日(金)までとします。

なお応募費用の改定について第一回の金額2000円ではかなりの赤字でした。

第一回めであり若干の宣伝広告費や、2回目以後に活用することのできる設備なども必要で

ありましたが、この金額では今後数回のコンクール実施で基金をすべて費消する可能性があ

ることがあきらかになりました。

応募者、特に学生諸君の条件(前回、中学生からの応募もありました)を考えての金額

でしたが、諸般の事情を考慮した結果今回から5000円に改定することしました。他

のさまざまなコンクールに比してなお一桁低い金額であることに鑑みこの残念な改定を

容認した次第です。今後現在の基金が続く間は応募費用を改定しないことを期していま

す。

10.審査結果を同年5月31日に公表し入賞者に通知します。(*なお第2回コンクールの

特別審査員を子どもの弦楽音楽分野での経験と識見を備えた音楽家を中心に数名招いて

第2回審査委員会を組織しその氏名を年内に公表します。) 

11.1位入賞(優勝)作品に賞金30万円を贈呈します。1位入賞に相当する作品の無い場

合、準優勝者2名に各15万円、または2位20万円、3位10万円を贈呈します。優勝

者、準優勝者の無い場合は努力賞若干名に各5万円を授与します。


                                  

    2011年10月1日  小田原賞作曲コンクール常任審査委員会

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